【オイコノミア】 盆栽(BONSAI)の経済学 平尾成志とは?

オイコノミアで放送のあったBONSAIの経済学★とても興味深いもので、盆栽って楽しそうだなぁと素直に思える放送でした。

ロケ地は、埼玉市北区盆栽町の盆栽村

最盛期にはこの地域に約30の盆栽園があったそうです。

関東ローム層の赤土や地下水が豊富で盆栽にとても適していたためこんなに沢山あったようですネ。

これを経済学では集積の経済と呼ぶそうですヨ★
集積の経済
出典:NHK
一見お客の奪い合いになるように思えますが、そうでもないようです。

多くの企業や店舗が集まることで得られる利益のことで、中華街のようにたくさんお店が密集することで逆に集客効果が見込めるのだそう。
 

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盆栽買いたいなぁと思えば、盆栽村へ行ってみよう★となるようですね。

今回はさいたま市大宮盆栽美術館へ取材に行っていました☆

盆栽とは?

盆栽は人が手を加えて大木のように仕立てていくもので、自然の大木をミニチュア化させたものなのだそう。

それが盆栽の美学なのだそうです。

↓実際盆栽を又吉さんとパンクブーブーの佐藤さんが下から眺めていました。
盆栽を下から眺めると大木に見える
出典:NHK
空と木だけで、まるで大木のようですよね。

良い盆栽とは?

1.樹形
正面からみた枝ぶりや幹のうねりなどが重要なのだそうです。
2.古木感
樹齢が古いと盆栽の価値も増すのだそうです。
↓ちなみにこの千代の松は、樹齢500年だそうです。
千代の松
出典:NHK
3.所蔵歴・所有歴
誰がこの盆栽を歴代持っていたのか?が重要になるのだそうです。
↓こちら花梨の盆栽は、樹齢100年
花梨
出典:NHK
佐藤栄作(元内閣総理大臣)⇒岸信介(元内閣総理大臣)と首相の手を渡っていったという盆栽・・・

この2人は盆栽愛好家で有名だったそうです。

このように、あるものを評価するときに特徴的な一面があると全体に影響が及ぶ効果のことを『ハロー(後光)効果』と経済学では言うのだそう。

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有名な人物が所有することにより、価値が上がる効果のことですネ。

ちなみに途中パンクブーブーの佐藤さんが所有したことにより価値が下がることも大いに考えられるそうです(;^ω^)

↓眺めていると日が暮れるほどに美しいと『日暮し』と命名された一番高価な盆栽界のレジェンドがコチラ
日暮し
出典:NHK
樹齢450年

盆栽界では有名な盆栽なのだそうで、世界盆栽大会を控えているのでその日のためにコンディションを調整中とのことでした。

お写真のみの公開。

6年ぶりに人前にでるそうですヨ。

評価額:1億3,800万円

ちなみに世界盆栽大会は、4/27(木)~30(日)
さいたまスーパーアリーナなどで開催されるそうですが、『日暮し』は、さいたま市大宮盆栽美術館にて展示されるようです。

盆栽を楽しむには?

やはり盆栽は、鑑賞して楽しむよりも自分でいじってこそ楽しくなるのだそうです。

そして又吉さんとパンブーの佐藤さんらが訪れたのは清香園さん。

ここの盆栽園は、盆栽のメンテナンスをされたり、盆栽のクリニック的な場所で、販売もされているところなのだそうです。

ここで、↓『真柏(しんぱく)』という木を使って盆栽を練習されていました。
真柏
出典:NHK
このバサバサとしている小木を上手に盆栽して育てていくと・・・

↓こうなるようです(^-^;凄いですね・・
真柏盆栽
出典:NHK

実に10年~このように育つのだそうですヨ。

1.正面から見た幹の形が気に入った木を選ぶ。
2.余計な枝を剪定していく。
3.まずはTOPを決めて、そこから等辺の三角系をイメージして剪定。
※コツは手のひらを被せて指からはみ出た部分を剪定するのだそう。まるで散髪みたいです(^-^;
※誤って剪定してしまっても、春先ならば枝が伸びるので大丈夫なのだそう。
4.目線の高さにしてみて、大きな木を想像して、盆栽が大木のように見えてくるように調整。
※この時点で模型作りのプロでもあるパンブーの佐藤さんはコツを掴まれた様子でした。
下に向いている枝もパツパツと散髪されて、これが良いのだそうです。
5.剪定が終わったら木にあった器を選びます★そして、植え替えて苔をはれば盆栽スタート完成です!
※その後は枝が伸びてきたらまた剪定したり、枝を針金で強制してみたりして数十年と育てていくのだそうです。
完成というのはないそうです。

いつまでも未完成。なんだか素敵ですね。

↓こちらが又吉さん作
又吉作盆栽
出典:NHK
↓こちらがパンブー佐藤さん作
パンブー佐藤作盆栽
出典:NHK

又吉さんは葉をたくさん残したようですが、パンブーの佐藤さんは大木に見えるように葉をどんどんカットされたようです。

材料代は共に6,000円程だそうですが、2人とも愛着が沸いたために8,000円でも手放したくないと言いました。

これを経済学では『イケア効果』というのだそうですヨ★
イケア効果

多くの人は、プロによって手がけられた作品よりも自分で手がけた作品の方に価値を感じるのだそうです。

高度成長期に盆栽ブームがあった?なぜ衰退したの?

昭和35年頃は空前の盆栽ブームだったそうで、サラリーマンの間では盆栽部などという活動部もあるほどだったのだそうです。

昭和40年代にはさつき盆栽が流行したそうです。

何かがこのように流行する効果を『バンドワゴン効果』と言うのだそうです。

誰かが持っているから自分も欲しい・・・etc
バンドワゴン効果
出典:NHK

この先にバブルがあるのだそう。

買いたくても買えないくらいに売れてしまって、先々に買った人が高値で転売したり・・・

しかしブームには終わりもあるので、衰退してきます。
 

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これを『ブームとバースト』というのだそうです。

行動成長期にブームを迎えた盆栽ですが、その後衰退しています。

この理由は、盆栽愛好家の世代交代が行われなかったためだと考えられているようです。

親から子へ伝授されなかったのですね。

主に戦前生まれの盆栽愛好家は、趣味も少なかったことから政財界でブームとなり一般までに広がったようですが、戦後生まれの人々はアメリカ文化を中心とした多様な趣味に若者は移行したようですね。

その結果、『盆栽=おじいちゃんの趣味』とイメージされるほどになっていったのだそうです。

盆栽ブーム復活!?

近年、海外の方に盆栽がブームなのだそうですヨ。

蔓青園という盆栽園には海外の盆栽修行者がいるそうです。

子供のころにみた映画『ベストキッド』で子供が盆栽をしているのをみたのがきっかけだと言われていました。

ここ10年で盆栽の輸出量は増加しているのだそうです。
盆栽の輸出量増加
出典:NHK

海外だけでBONSAIは注目されているのかと思いきや日本でも新しい動きがあるのだそうですヨ★

又吉さんとパンブー佐藤さんが向かったのはさいたま市西遊馬にある『成勝園』

↓成勝園の園主である平尾成志氏
平尾成志
出典:NHK

DJと音楽を奏でながら、盆栽をされていました。

平尾成志とは?

平尾 成志(ひらお まさし)
1981/2/15(35)
徳島県三好市出身
大宮盆栽村蔓青園で、加藤三郎氏の最後の弟子として盆栽を学び盆栽師へ
2013年には文化庁文化交流使として世界11カ国をめぐり、盆栽デモンストレーションを各国で披露
↓盆栽について語られている平尾成志氏のインタビューです★

出典:https://www.youtube.com

バーやクラブ、路上などで盆栽パフォーマンスを行って、若者たちにも広くその魅力を伝えようと国内外で活躍されている方です。

2016年にはナカイの窓にも出演されていましたね。

本来は盆栽をしている様を披露することはないのだそうですが、それをすることによって盆栽の出来上がる様を見ることができ、盆栽はかっこいいんだというのを伝えたいためにされているのだそうです。

これを経済学では『イノベーション』と言うのだそうです。

新しいものを作る。新しいものを組み合わせを考えるということ。今までになかったものを前に出すということなのだそう。

まとめ

今回の放送を見るまでは盆栽なんて興味ありませんでしたが、又吉さんとパンブー佐藤さんが盆栽をされているところを見ていると本気で面白そうだなと思ってしまいました。

観葉植物も空間を癒すものとして愛用されていますが、盆栽も実はそうなのでしょうね。

平尾成志さんの盆栽もとても素敵な作品でした★

我が家にあると空気が一新されてガラリと違った空間を楽しめそうです。