• 投稿 2017/01/07
  • 人物

今日は、小説家 村田沙耶香氏について調べてみました。


出典:http://synodos.jp/authorcategory/muratasayaka

1979/8/14(37)
最終学歴:玉川大学文学部
2003年:デビュー作『授乳
主な受賞歴
2003年:群像新人文学賞優秀賞『授乳
2009年:野間文芸新人賞『ギンイロノウタ
2013年:三島由紀夫賞『しろいろの街の、その骨の体温の
2016年:芥川龍之介賞『コンビニ人間

村田沙耶香氏の小説について

作家仲間から『クレイジー沙耶香』と呼ばれていることからも想像できますが、独特の世界観を持った方なのでしょうか。

芥川賞を受賞した『コンビニ人間』ですが、とても思い入れが強くて書くことができないかもと思ったそうです。

主人公は、幼いころから常識・社会から少し逸脱した言動が原因で世間から『普通ではない子』として扱われます。

その主人公がコンビニという場所で働くことで、マニュアル通りに完璧な接客をこなすことにより『普通』という安息感を覚えていくという物語。

この主人公は思い入れが強いということと、コンビニでアルバイト経験のある自身のことなのでは・・・??と勝手に思っていましたが、違ったようです(;^ω^)

小説の舞台や主人公の年齢など近い部分はあるようですが、ご自身のことではないですね。

この小説『コンビニ人間』は発売から1週間でおよそ6万部を売り上げ、書籍の週刊ランキングで1位を獲得。

その勢いは最近10年間の芥川賞作家の中でも群を抜いているそうです。

そんな村田さんの作品のひとつである『殺人出産』は、10人産めば合法的に1人殺しても良いという世界を描いている小説だそう。

独特すぎます(;’∀’)

単純計算で10人産むまでに大よそ10年かかりますが、その長い10年の間に1人の誰かをずっと恨み続けることができるのでしょうか。

10人産むまでに色々な葛藤や気持ちの変化がありそうです。

殺意が動機となって出産をしているのに、新しい生命を生むという妙な設定です。矛盾とでもいうのでしょうか?

荒井裕樹氏との対談で発言されていましたが、『殺人』というのを自然なものとして書きたかったそうです。

村田氏は、本当にギリギリの人には、光が救いにならず自分よりも、より深い闇が救いになるときがある、自分よりも深い闇に祈るという感覚を自身の小説で書かれているようです。

確かに、本当にギリギリの精神状態の時に光を目にすると消えてしまいたくなる瞬間って・・・ありますよね。

『自分よりも深い闇に祈る』という言葉、カッコいいです。

「ギンイロノウタ」「タダイマトビラ」に描かれている女の子たちにもそれが当てはまるそう。

ちなみに余談ですが、村田氏のお父様は裁判官だそうです。

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村田さんの一日のスケジュール

2時起床~小説
8時~13時~コンビニでアルバイト
13時~18時~小説
9時~就寝

このアルバイトの時間が村田さんにとって重要になっているようです。
小説を書くのに空想をずっとしているそうです。このコンビニで働いている時間がリセットの時間になっているそうで、空想をしなくて済むんだとか。

5時間何も考えないと、アルバイトが終わった瞬間に空想しなかった分がぶわぁ~っと出てくるので、すぐメモをとるそうです(;’∀’)すごい・・・

そして、歩くのがとても大好きだそうです。ストレス解消法のひとつなのでしょうね。

SWITCH(スイッチ)対談に出演されました

そんな村田さんですが、本日22:00~出演されました。再放送です。

対談相手は皆さんご存知のChara(チャラ)さんです。

一見何の共通も見当たらないお二人ですが、村田さんはCharaさんの大フアンだそうです。

Charaさんの音楽や歌詞から色とりどりの世界が繰り広げられるそうです。Charaさん曰く、波長が合ったんでしょう♪とおっしゃられてました。

村田さんは小学校3年生の頃には小説を執筆されていたそうです。

プロになると決めたきっかけ・・・というより、もうプロになると決めていたそうです。

そんな村田さんが学生の卒業文集にかかれた文面です。

私の理想とは
自然体で生きることである。
そしてその自然体は
別に欠点だらけでいい。
だがその欠点を
認める強さと、
それをカバーする優しさがほしい。

自分に自信が欲しい。その答えは村田さんにとって小説を書き続けることだったのでしょうね。

小説は、村田さんにとってお祈りする場所、聖域だそうです。

幼い頃から内気でおとなしくて泣き虫で、同年代の子に馴染めなく気を使ってばかりで、自分の意見すら言えないので、自分の意志も解らなかったそうです。

小説は唯一そういったしがらみ?を何も気にせず自由を感じられる場所だったのでしょうか。

作家の宮原昭夫先生の『作者は小説の奴隷である』という言葉を大切にされているそうです。

村田さん自身が嫌だと思う方向へ物語が進んで行っても、それを壊すことはしてはいけないと思っているそう。物語の力に逆らわないようにすることを昔から心がけていると言われていました。

村田さんはこの作家の宮原先生が大好きだそうです(*’ω’*)

もう、凡人のわたしには解らないような境地の話ばかりでしたが、村田さんの卒業文集の言葉には心打たれるものがありました。。