• 投稿 2016/12/24
  • 人物


出典:http://power-lecture.com/koushi_ka/2014/kayano-toshihito14-11-01.html

1970年生(46歳)
早稲田大学卒業後、フリーターへ
自分の存在意義(承認欲求を満たす為)を確立するためフランス、パリへ
パリ第10大学で哲学の学位取得後、同大学院哲学科博士課程を修了し、哲学博士へ
現在は津田塾大学学芸学部国際関係学科教授をされています。
2017年4月に新設される津田塾大学(新しい学部、総合政策学部)学部長へ就任予定
スッキリ!やミヤネ屋、バンキシャ!のコメンテーターも勤められていましたね。

萱野さんが講師をされる講演・テレビ紹介(12/24現在決定している講演内容)

そんな萱野さんですが、あらゆるところで講師として講演をされているようです。

平成29年1月21日
シンポジウム「18歳選挙権その先に」~選挙ってそういうことだったのか!~
主催者:徳島県
選挙啓発シンポジウム

平成29年3月予定
レジリエンスセミナー ~逆境に強いパーソナリティ~
働く世代、子育て世代を対象とした連続セミナー

2016年12月24日(土)にNHKで放映されるSWITCH(10:00~)の対談で萱野稔人さんが出演されます。

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管理人のひとりごと&スイッチ感想

『哲学』とは神、自然、人間、社会、世界、何が善で何が悪なのか?という万人に共通する根源的な問題を学ぶことですが、この学問は学ぼうと志すも挫折する人も多い分野だそうです。

管理人自身も興味のある分野ではありますが、結局『哲学』とは個々や国で違うものですし何が善で何が悪なのか?という白黒はっきりしない分野に神の力は存在するのか?だとか自然の力などが関わってくるので、極めるのはとても難しい分野だと思います。

哲学博士までなられている日本の哲学者、萱野さんとプロボクサーの哲学とは無縁と思われるプロボクサー村田諒太さんの対談は興味があり、放送を観てみました。

村田さんは読書家のボクサーとしてとても有名だそうです(知りませんでした!(´◉◞౪◟◉))哲学書や心理学の本を読み漁っているそう。

画面に映し出されたメモにはニーチェの言葉がメモされていました。

『目標に捕らわれ過ぎて人生を失うな』
『いつかは死ぬのだから』
※死ぬのは決まっているのだから、朗らかにやっていこう。いつかは終わるのだから全力で向かっていこう。時間は限られているのだからチャンスは今だ。嘆き喚くことなんかオペラ歌手に任せておけ。

村田さんは自分でメンタルが弱いと思っておられるそうで、いつも哲学書を読み心を落ち着かせているそうです。

一方萱野さんはフリーター生活1年の苦悩も語られていました。その生活に疲れ、居場所を求めるためにフランスへの留学を決意し、日本とは違うフランスの『哲学』に触れることで哲学の面白さを学んだそうです。

日本の大学で哲学に触れたときには、興味はあったものの難しくて一旦遠ざかったそうですが、フランスへの留学を期に哲学を再び学ぶことにしたようでした。

村田さんはひとつひとつの出来事について深く深く追求し、真面目に考えられる人でした。

対談を聞いていると、村田さんが哲学書を読んでぼんやりと靄のかかっている自分の中の答え?ヒントを萱野さんとの対談で探っているようにも思えました。

最後には萱野さんとの対談で自分なりの答えを出せそうなヒントのようなものを得られたようです(‘ω’)

萱野さんから学んだことは、高校生まではインプットの時期。大学~はアウトプットの時期。

社会に出て面白い企画書1枚かけなかったら社会ではやっていけないと、結局アウトプットをとにかくしていくことが大事なのだと。それをしていくことで、個人も色々なことを学ぶことができるそうです。

これ面白い企画だ!と思って実際ノートに書いてみると大したことなかったり、アウトプットしてみないと解らないとうこと。

そして、じゃぁどうすれば面白くなるのか?と考え出すその壁がまた学びになるんだそうです。それが良い!と言われていました。

『哲学』という分野で物事を色々考えながら、学ぶことはとても大切なことなのですが、最後に萱野さんが『人から評価されたい気持ちは誰にでもある。その前に自分が納得できるかどうかが大事。その結果評価がついてくる。もっとシンプルに自分が納得できるかどうかを考えるだけで良い』という言葉にはとても共感できました。

最後に2人のお互いへ向けた言葉

村田さんから萱野さんへ

人間の正義でいたいという感覚、すごく印象的でした。互いに色んな出来事を肯定しようとする気持ちも似ているのかなと思いました。自分にとって大きな財産になりました。

萱野さんから村田さんへ

村田さんの言葉には、何度も苦しい状況を生き抜いてきた人間の強さがにじみ出ていました。その強さをぜひ次の試合にもぶつけてください。

村田さんの萱野さんへ向けた言葉は、カントについて話したことがきっかけです。
イマヌエル・カント(ドイツの哲学者)
やられて否や事は相手にするな

何が道徳かを見たければほかの人がやっても問題ないと思うことをしろという考えの哲学者カント。

犯罪者が自分を正当化することがある

強盗殺人を犯してしまった犯人が、裁判で、殺人をしてしまったのは、殺してしまった人(被害者)が騒いだからだ!あいつが悪い!自分は強盗に入っただけだ!と自分を正当化しようとした。

周りからすれば、ふざけんな!なんて身勝手なやつだ!と思われるが、そんな犯罪者でさえも(殺人まで犯してしまった犯罪者までも)自分を正当化したいのだというところに着目した。

すごい悪いことをしていても正当化したい。

それだけ人々は正当化に取りつかれている。

村田さんのカントに対する疑問

カントは死刑肯定派なのですが、そこが村田さんには納得いかなかった様子です。カント自身の哲学から反するのではないか?と思われたんだと思います。

ここからは萱野さんの解説。

人を殺すのは悪。あなたが人を殺していいならば、誰かがあなたを殺すことも認めたことになります

それがルールとして成り立つことをあなたに見せて差し上げますという考えの持ち主だそうです。だから死刑肯定派なのですよ。