新幹線の製造会社は5社!新幹線のボディは手作業により塗られる!

新幹線を製造している代表的な会社をご存知でしょうか?

川崎重工業、日立製作所(日立)、日本車輌製造、近畿車輛、総合車両製作所の5社だそうです。

上記の会社が全ての工程を担うという訳ではなく、下請けの町工場などに受注をして製造しています。

あの大きな新幹線ですが、機械で製造していると思いきや熟練の職人さんたちが手作業でされている箇所も多いそうです。

驚きですね。

そんな川崎重工車両カンパニーの熟練職人さんについて調べてみました。

1878年(明治11念)に創業した川崎重工グループは実に130年程の歴史をもつ会社です。
新幹線

新幹線のオデコは手作業によるもの

新幹線のオデコと呼ばれる部分、いわゆる先頭車両は複雑な流線型をしているため手作業により作られているそうです。

先頭車両の鼻の部分も、『へら絞り』という技法で町工場による手作業によるものだそうです。

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こういった手作業による部分が多いため、その凹凸をなくすために5層にもなるようです。

新幹線車両の塗装は5層!新幹線を平面にしていく手順とは?

  • ヘラを使い、感覚と勘のみで2~3回のパテで車体の表面をきっちり平面に仕上げる

表面に少しでも歪みがあれば製品にはならないそうです。

  • 仕上げ塗装で、中塗り、上塗りを繰り返し、スプレーガンで、いずれも塗布厚さ1000分の30~40mm以内という厳しい条件で行なわれて5層になるそうです。

地パテが乾いたら研磨して一層平らに滑らかにします。もちろん作業は全て手作業です。

川崎重工車両カンパニーには三浦喜太郎さんという職人さんがいらっしゃいます。

三浦さんが15歳で入社し極められた職人技だそうです。

新幹線は手作業が多い?

昨日も山口県の山下工業所の打ち出し技法について記事を書いたところですが、あの巨大な新幹線の製造工程でこんなにも手作業が多いのに驚きました。

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投稿 2017/03/22

恐らく、先頭構体を製造しているのは山下工業所だけだと思われます。

それ以外にも各製造会社には匠とも呼ばれる職人さんたちが沢山おられます。

そんな方が未来の匠を育てるべく新たな若者へ技を伝授していっているようです。

山下工業所の打ち出し技法を学ぶのにも実に10年かかると職人さんが言われていましたが、2007年度の日本の名工に選ばれた川崎重工車両カンパニーの三浦喜太郎さん一人前の職人になるまでに10年を要すると言われています。

マニュアル化することも難しく、現場で身を持って覚える以外の方法はないそうです。経験のみということですね。

熟練の職人になるには長い年月がかかりそうですが、次世代を担う若者をご自身の作業の傍ら育てていかれているようです。

和風総本家で新幹線の話題が取り上げられますので、2日続けて新幹線の記事でした✩