10/9藤井聡太四段の叡王戦段位別予選対局者は佐々木大地四段

東京将棋会館にて午後2時~

各1時間、チェスクロック使用。

午前中の三枚堂達也五段(現六段)VS杉本和陽四段の対局は杉本和陽四段が勝利

本局は藤井聡太四段のリベンジ戦ともなります。

104手まで。

藤井聡太四段の勝利となりました。

目次

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藤井聡太四段VS佐々木大地四段対局結果と棋譜

先手番:佐々木大地四段

後手番:藤井聡太四段

戦 型:相掛かり

新人王戦以来の対局ですが、本日も相掛かりとなりました。

そして振り駒の結果、藤井四段は後手番へ・・・・

▽8四歩からとお決まりのコースへとなりました。

序盤は互角、中盤戦で佐々木大地四段若干優勢。

終盤戦は佐々木大地四段優勢、勝勢な局面へとなっていきました。

誰もが藤井四段の投了間近と思っていた中・・・

藤井聡太四段96手目の▽3六馬~作戦勝ちともっていかれた感じだったでしょうか。

終盤戦97手目棋譜
20171009-97手目棋譜
出典:連盟モバイル

この97手目佐々木四段▲6四銀。

どう考えても藤井聡太四段負けの局面から、一手で形勢逆転。

ここが▲6四金ならば佐々木玉に詰みはなし。

これを藤井四段見逃しませんでした。

藤井四段はそこからはもう読み切っていたと思われます。

そこからは迷いの1手はなく、そのまま佐々木大地四段投了となりました。
※6四金なら先手、佐々木四段の勝ち

佐々木四段の▲6四銀は悪手というより、ごく自然な手にみえて敗着という苦い1手となりました・・・

その後・・・

98手目▽5八馬
※佐々木四段ハッキリと状況を察しましたと同時に自分に苛立っているような仕草

99手目▲5八同玉

100手目▽3六角
※ここでは自身の負を察したと思われます

101手目▲4七金

102手目▽4七同角成

103手目▲4七同玉

104手目▽3五桂

投了図
105手目棋譜
出典:連盟モバイル

104手まで佐々木大地四段投了。

藤井四段の大逆転勝利。

あの状態からの逆転は佐々木大地四段、かなり、かなり悔しかったと思います・・・

天井を見たり、ガックリとした仕草も見られ、投了後に・・・

『いやぁ、ひどすぎるね・・・』

と呟いておられました。。

観戦していたこちらは鳥肌です・・・(^-^;

20連勝目の澤田六段以来ではないでしょうか・・・

ちなみに前回の新人王戦では藤井四段に悪手(102手目6六歩)がみられたのですが、藤井四段が『あれはひどかった』と対局後に言われていました。
※このときは佐々木大地四段勝利

この2人は良きライバルとなりそうな予感です。。
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藤井聡太四段と佐々木大地四段の対局前後のコメント

藤井聡太四段

『最後、はっきり負けだった。幸運にも勝ち上がることができた。』

藤井四段、佐々木四段お疲れ様でした。

余談ですが・・・

10時の対局(三枚堂五段(現六段'17.11.24~) VS杉本四段)が熱戦で、昼食が食べられなかった記録係。

14時対局後の佐々木大地四段にカレーライスをご馳走してもらったそうです。

.+:。(´ω`*)゜.+:。

藤井聡太四段の次の対局予定はいつ??

このまま叡王戦段位別予選決勝へ進出。

対局相手は杉本和陽四段

それ以降は・・・

【10月12日】VS星野良生四段【C級2組順位戦】

 

棋戦名 順位戦
対局日 10月12日
対局相手 星野良生四段
対局場所 関西将棋会館
持ち時間 各6時間
開始時間 午前10:00~

 
★中継情報

  • AbemaTVにて9:30~放送
  • ニコ生にて9:50~放送
  • 携帯アプリ10:00~放送

※将棋ch予定なし