藤井聡太四段が竜王戦第2回線で佐々木勇気五段(現六段'17/7/11~)と対局。

非公式戦では負けはありましたが、公式戦では初。

※藤井聡太四段はプロになる前に非公式戦で佐々木勇気五段(現六段'17/7/11~)に一度敗戦

ついに連勝ストップ!

佐々木勇気五段(現六段'17/7/11~)についてはこちら

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目次

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藤井聡太四段VS佐々木勇気五段(現六段'17/7/11~)の棋譜と結果

 
藤井聡太四段投了
出典:フジテレビ
午後の対局再開後、佐々木勇気五段(現六段'17/7/11~)が攻め体制に。

佐々木勇気五段(現六段'17/7/11~)VS藤井聡太四段棋譜

両対局者ともに長考に入る場面が増えました。

先手の佐々木勇気五段(現六段'17/7/11~)は、飛車を全面に展開。

歩で敵陣を突くなどのジャブを出しつつ、本格攻勢のきっかけを。

対する藤井聡太四段は、そのジャブをいなしつつ、飛車を敵陣近くに繰り出すなど中盤戦のねじり合いも続きました。

佐々木勇気五段(現六段'17/7/11~)は攻めの鋭さに定評あり。

軍配は佐々木勇気五段(現六段'17/7/11~)へ。

藤井聡太四段29連勝でストップ

101手で佐々木勇気五段(現六段'17/7/11~)の勝利です。

竜王戦は敗退となりました。

連勝記録は止まりましたが、将来もっと大きなものを得て欲しいです。

佐々木勇気五段(現六段'17/7/11~)は独特な指方をされるので、藤井聡太四段は佐々木勇気五段(現六段'17/7/11~)との対局はかねてから希望していたようです。

今回は佐々木五段(現六段'17/7/11~)の作戦勝ち。

ちなみに藤井聡太四段のお母様は・・・

勝負なので負けは仕方のないこと。

経験を糧にしてこれからも『強くなる』という目標に向かって進んでいってほしいものです。

とコメントされているようでした。

藤井聡太四段は7/6に順位戦で中田功七段と対局予定です。

佐々木勇気五段(現六段'17/7/11~)と藤井聡太四段のコメント

佐々木勇気五段(現六段'17/7/11~)のコメント

 
佐々木勇気投了後インタビュー
出典:フジテレビ
 
結果が求められている将棋だと思っていた。

勝ちに行く姿勢でのぞんだ。

内容重視にすると勝てない相手だと思っていたので、積極的に勝ちに行った。

いつかは当たると思っていたので、対策はしていた。

※実際この2カ月程前から、藤井聡太四段の棋譜を、プロ入り以前からのものを含め、研究。

※対局2日前には、非公式戦で藤井四段に勝ったことのある永瀬拓矢六段(現王座)と研究会を開き対策を練られたようです。

藤井聡太四段の研究と自分の実力を加味して実際かなりの自信があったようです。

世代を乗り越えられてしまうと、逆に自分たちが波に飲み込まれてしまうような気がした。

大きな波であったが立ちはだかる壁になるつもりでのぞんだ対局

なんとか勝つことができた。

藤井聡太四段のコメント

 
藤井聡太投了後インタビュー
出典:フジテレビ
 
うまく機敏に動かれて、いい場面を作れなかったのが残念。

自分の読みの甘さを痛感させられた対局だったので、弱点を克服していきたい。

これまでの対局を振り返ると、連勝は嬉しかったが出来すぎだと思っていた

これからは気持ちを切り替えて指していきたい。

29連勝はいつかは止まる記録だと思っていたので、それは仕方がないと思っている。

ただ、今回負けたことは悔しい

フアンの方に楽しんでもらえる将棋を指していきたい。
 

加藤一二三九段、ひふみんの評価は!?

加藤一二三九段ことひふみんは、このまま連勝続けていたら普通の人になったいたはず。

この負けは良かった

これからもっとすごい棋士として切磋琢磨し強くなっていくことが大切だと言われていました。

29連勝は立派だけれども、それは別の土俵。

悔しいと思うけれどもまずは・・・

A級目指して頑張ってもらいたい!

ということでした。

加藤九段の言われた『今回の負けは必要だった』という言葉に納得させられた対局でした。

藤井聡太四段のコメントを聞く限り・・・

本当に彼にとって29連勝も今回の敗北も喜ばしくもあり、悔しくもあり、その全てが通過点なのだろうなと感じさせられました。

対局で最善手を探して、その先にタイトル戦や連勝記録があるだけ。

しかし自立できてしっかりしていると言えど14歳。

悔しかったでしょうね。

これからも活躍するんでしょうが、ここ数ヶ月でした彼の偉業や功績は素晴らしい限りです。