第91期棋聖戦一次予選への欄、決勝。

8月22日午前中に、竹内雄悟五段VS平藤眞吾七段の対局があります。

午後~はその勝者と藤井七段(当時)が対局になりますが、平藤七段との対局が実現すれば、藤井聡太七段とは4戦目の対局となります⇒竹内五段勝利のため、対局は実現しませんでした。
スポンサーリンク
 

目次

閉じる

平藤眞吾七段の略歴

 
平藤眞吾七段
出典:https://twitter.com
 
生年月日:1963年10月15日(55歳)
1991年4月1日(27歳)プロ入り
出身地:大阪府豊中市
師 匠:賀集正三七段
竜王戦:6組
順位戦:C級1組
得意戦法:オールラウンドプレーヤー

1980年10月(16歳)5級で奨励会入会

1983年(20歳)で初段

1987年(24歳)で三段

三段リーグは6期、15勝3敗2位でプロ入り
※1位でプロ入りされたのは藤井猛九段

1991年4月(27歳)プロ入り

1996年3月(32歳)五段

2002年11月(39歳)六段

2004年第63期順位戦でC級1組へ昇級決定

2011年10月(48歳)七段

新進気鋭の若手棋士との対戦成績が抜群に良いことから『若手キラー』とも呼ばれております。
※佐藤天彦名人などに勝った実績もあり

平藤眞吾七段の成績やレーティング

’19年8月20日現在

平藤眞吾七段(123位)1462
藤井聡太二冠(1位)1898
※5/10~参考サイトを変更しています

レーティングとは??
簡単に説明すると・・・

  • 強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝ってももらえる点数は少ない
  • 強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失う

 
★所属クラス(A級~C級2組)で、大体の強さは想像できますが、所属クラスは必ずしも現在の強さを反映したものではないのに対して、レーティングは現在の強さを、対局毎に変動する数値で表現したものです

平均的な棋士のレーティングを1500として計算されています。

レーティング参考サイトはこちら
※5/10~参考サイトを変更しています

最近の勝敗も反映されている数値なので、所属クラスと合わせて目安にされると良いと思います。

ちなみにレーティングトップは渡辺明三冠の1978(8/20現在)。


’19年8月30日現在

平藤眞吾七段

対局数 勝率
通算 899 467 432 0.5194
本年 9 5 4 0.5555

※2017年度勝率は0.4516
 
藤井聡太七段

対局数 勝率
通算 158 133 25 0.8417
本年 22 17 5 0.7727

※2018年度勝率は0.8490
※2018年度の成績で『勝率』1位達成
出典:将棋連盟
 
スポンサーリンク

平藤眞吾七段との対戦結果【過去対局】

藤井聡太七段の3勝0敗
※※横にスクロールできます※※

日付 勝敗 手番 戦型 棋戦名 棋譜
2017/11/21 その他 第66期王座戦一次予選 棋譜
2017/7/27 四間飛車 第26期銀河戦予選 棋譜
2017/04/26 角換わり腰掛け銀 第43期棋王戦予選 棋譜

 
第66期王座戦一次予選

展開は序盤戦から平藤七段の作戦勝ちのような状況。

平藤七段の47.▲9六角から流れが藤井四段(当時)に傾きますが、終盤戦まで互いにリードを奪い合う互角状態。

終盤戦、藤井四段(当時)が104.▽3一歩の受け~きっちり寄せ切り126手まで、勝利。


第26期銀河戦予選

各25分の早指し戦で、序盤から藤井四段(当時)が積極的に指しまわり101手まで。

藤井四段(当時)の勝利となっています。


第43期棋王戦予選

序盤戦から平藤七段の作戦勝ちとも思えるような構想でしたが、藤井四段(当時)の読みも深く、終盤戦で大差になり140手まで、藤井四段(当時)の勝利に。

藤井四段(当時)の印象として。。。

プロの目から見ても、結果といい、内容といい、すごい人が出てきたな、という感じです

とコメントされていました。

棋聖戦の賞金額および概要

 

タイトル保持者 渡辺明棋聖
賞金 600万
トーナメント表 への欄
番勝負 6月~8月

※賞金額は今までの概算です
 

  1. 一次予選⇒ここが開始
  2. 二次予選
  3. 挑戦者決定リーグ

 
によって挑戦者を決定。
 
優勝者が例年6月から8月にかけて渡辺明棋聖と五番勝負で対局。

藤井聡太七段VS平藤眞吾七段の中継情報

追記します