朝日杯二次予選、Fブロック、藤井四段の対局相手は屋敷伸之九段。

初手合です!

102手まで。

藤井四段の勝利

東京将棋会館、持ち時間各40分。
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目次

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藤井聡太四段VS屋敷伸之九段、対局結果と棋譜

先手番:屋敷伸之九段

後手番:藤井聡太四段

戦 型:矢倉(急戦矢倉?)

松尾歩八段VS斎藤慎太郎七段戦も同部屋で行われるという・・
※屋敷九段と藤井四段の奥におられました

豪華すぎる面々が同じ部屋に集結。

1手~20手目棋譜

1.▲7六歩
11.▲3八銀
2.▽8四歩
12.▽3二金
3.▲6八銀
13.▲4六歩
4.▽3四歩
14.▽4七銀
5.▲7七銀
15.▲5六歩
6.▽6二銀
16.▽8五歩
7.▲2六歩
17.▲7八金
8.▽4二銀
18.▽8五歩
9.▲2五歩
19.▲7八金
10.▽3三銀
20.▽4一玉

 
20手目棋譜
2017-12-15-20手目棋譜
出典:連盟モバイル

21手~40手目棋譜

21.▲6九玉
31.▲7五歩
22.▽7四歩
32.▽4五歩
23.▲6六銀
33.▲4五歩
24.▽8六歩
34.▽5二金
25.▲8六同角
35.▲2四歩
26.▽8七歩
36.▽2四同歩
27.▲4二角
37.▲4四歩
28.▽5五歩
38.▽4四同歩
29.▲5五同歩
39.▲4四同銀
30.▽5五同銀
40.▽4三歩

 
40手目棋譜
2017-12-15-40手目棋譜
出典:連盟モバイル

屋敷九段が守りの銀を中央へ繰り出します(23.▲6六銀)。

藤井四段は少し意表をつかれたか、9分考慮。
※少し早い気がする・・・という感じでしょうか

解説の大石七段曰く、8筋の歩交換をしても5五から動きたいという屋敷九段らしい策とのこと。

その主張通りに進み、屋敷九段はどんどん、ガツガツ攻める展開へ。
※上手に受けなければすぐに持っていかれる展開

藤井四段受けの状態が続きます。

41手~60手目棋譜

41.▲3三銀成
51.▲8八同金
42.▽3三同角
52.▽4四歩
43.▲3三同角成
53.▲4三歩
44.▽3三同桂
54.▽4三同金右
45.▲2四飛
55.▲6一角
46.▽2三歩
56.▽5一銀
47.▲2八飛
57.▲2三飛成
48.▽7六歩
58.▽2三同金
49.▲4四歩
59.▲4三角成
50.▽8八歩
60.▽5七角

 
60手目棋譜
2017-12-15-60手目棋譜
出典:連盟モバイル

上手に受けきり、47.▲2八飛の時点で、解説の都成四段はパッと見では藤井四段側を持ってみたいとのこと。

ただ、この時点で持ち時間屋敷九段約20分、藤井四段2分。

48.▽7六歩で持ち時間はなくなりましたが藤井四段持ちの局面でしょうか。

50.▽8八歩ついに藤井四段攻めることができる展開へ、そしてこれが最後に生きるという好手。

54.▽4三同金右でまた受けに周り、屋敷九段は駒損ながらも攻め続けます(▲2三飛成で鋭い踏み込み)。
※秒読みで受けも大変そうですが、劣勢ではないので間違わなければ大丈夫かと・・

そして藤井四段、60.▽5七角で切り返し反撃へ。

61手~80手目棋譜

61.▲7八金
71.▲6一金
62.▽7七銀
72.▽4一玉
63.▲7七同桂
73.▲4二馬
64.▽7七同歩成
74.▽4二同飛
65.▲5二歩
75.▲5七玉
66.▽7八と
76.▽4五桂
67.▲5二玉
77.▲4八玉
68.▽4二金
78.▽5七角
69.▲5一歩成
79.▲3八玉
70.▽5一同玉
80.▽2七歩

 
80手目棋譜
2017-12-15-80手目棋譜
出典:連盟モバイル

60.▽5七角で屋敷九段は考慮

6分考慮後61.▲7八金(持ち時間はなくなりました)。

先手玉に詰みがあるのかドキドキな局面でしたが、結果なかったようです。
※ここは屋敷九段も読んでおり、攻めることはできるけれども、自信はなかったようです

屋敷九段65.▲5二歩で勝負へ出ますが、76.▽4五桂で攻守がすぐに入れ替わります。

81手~100手目棋譜

81.▲3九銀
91.▲3九玉
82.▽3五桂
92.▽4九飛成
83.▲3六銀
93.▲4九同玉
84.▽3九角成
94.▽3八金
85.▲3九同玉
95.▲5九玉
86.▽4六飛
96.▽5二飛
87.▲7五角
97.▲5三歩
88.▽2八銀
98.▽5三同飛
89.▲3八玉
99.▲5三同角成
90.▽2九銀不成
100.▽5八歩

 
86手目棋譜
86手目棋譜
出典:連盟モバイル

101.▲5八同玉
102.▽5七歩

投了図
2017-12-15-102手目棋譜
出典:連盟モバイル

終盤戦、屋敷九段も粘りますが86.▽4六飛で藤井四段勝勢へ。

102手まで。

屋敷九段投了となりました。

本局は屋敷九段の作戦通りに進み、序盤から積極的に対局する展開へ。

藤井四段がその攻めを的確に受け、終盤は屋敷九段の粘りも迫力あるものがありましたが、最後は鮮やかな寄せで藤井四段の勝利となりました。

藤井聡太四段と屋敷伸之九段の対局前後のコメント

藤井聡太四段

『際どくて最後まで分からなかったですが、公式戦でA級の先生に勝てたのはとても自信になりました』

屋敷伸之九段

『終盤どうにかできそうだと思ったが、秒将棋で4六飛の応手が難しかった』

藤井聡太四段の次の対局予定はいつ??

午後~
松尾歩八段と本戦進出をかけた勝負
※Fブロックでの対戦

【12月23日】VS深浦康市九段【叡王戦本戦】

 

棋戦名 叡王戦
対局放送日 12月23日
対局相手 深浦康市九段戦
対局場所
持ち時間 各3時間
開始時間 午後15:00~

 
★中継情報

  • 携帯アプリ恐らく15:00~
  • ニコ生14:20~
  • AbemaTVは恐らくないと思われます

 
となっております.+:。(´ω`*)